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飯士山

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2008年6月7日
 梅雨入り寸前の季節。
  緑あふれる飯士山はたくさんの昆虫や鳥などの生き物であふれていた。
  幸せな気分に浸った半日だった。
岩原スキー場のゲレンデを歩く。
この季節、山菜(多分ぜんまいなど)が採れるのだろう、
たくさんの人たちが中腰でゲレンデを歩いていた。
少し登ったところで下を振り返る。
まだ市街地がすぐそこだ。
手前の建物はスキー場のホテルやロッジが入る建物。

やはり、スキー場だからリフトがある。
ここまで登ってくるのにも一汗かいた。スキーで滑れば先ほどのロッジ前には
あっという間に降りられるのだろうが。
最上部のリフト乗り場を過ぎると登山口が見えてくる。
この時点で既に標高が700mあるので、あと400mだけ高度を稼げば良いわけだ。
標高を示す標識の左上に見える小さく尖った峰が飯士山の山頂。
ここまで登ってきたスキー場のゲレンデは、せいぜい背丈が膝ぐらいまでの雑草が茂る草原。
登山口を入ると、すぐに低木の茂る樹林帯となる。
道の両側に青々とした葉が茂っている。だから尾根歩きをしているにも関わらず下の斜面は見えにくいが、道の両側はかなり切り立った崖になっている部分もあるようだ。気をつけよう。
いきなりマムシに遭遇。
道の真ん中に横たわっていた。
一瞬たじろいだが、じっと見ていると向こうでもこちらの存在に気付いたようで、ゆっくりと右側の茂みへと消えていった。
マムシは手出しをしなければ、さほど危険な蛇ではないので、とにかくあわてずに、静かにやり過ごすのがいちばんだ。
樹林帯の切れ目からはいつでも湯沢の街が見下ろせる。

右の写真は、やっと正体をみせた蝉。登坂開始から「何の声だろう?」と思っていたのだ。蛙ではないし、鳥にしては変な声だし。。。 小さな蝉でした。
高度を稼ぐにしたがって霞んでいく湯沢の街。
山頂までもうひと息のところまで来ると、周囲の山々の景色も見事になってくる。さすがに1千メートルぐらいの高さになってくると空気が違ってくる。
今回のルートは麓から一直線に山頂を目指す道なので、常に特徴的な山頂が相似形を保ったまま、大きくなっていく。
飯士山の山頂。
うす雲はあるが、まずまずのきれいな空だ。
山頂近くにいた仏像。
小さく、かわいらしいものだ。

それにしても近くに何も遮るものがない山頂からの景色は格別。秋など、空気が透明になる季節にも再度来てみたい。

ウォンバット商会ではほぼ毎年越後湯沢を訪ねている。
スキーシーズン以外で、緑や紅葉を楽しむのもまた乙なものだ。
飯も酒もうまい土地。もちろん温泉も。 

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