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越後湯沢と言えば、スキー?温泉? 四季折々に楽しめる場所がたくさんある。そのひとつが、ここ。 新緑や紅葉狩りの季節にも適した「トレッキング湯沢Ⅰ」コースを歩いてきた。 今回ウォンバット商会が同コースを訪ねたのは2回目。夏の終わりに気持ち良い汗を 流してきた。 画像はこちら |
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*あらまし 湯沢町の山間を流れる清津川沿いを中心とするトレッキングコース。 清津川は苗場山、仙ノ倉山といった2000m級の山々に挟まれて信濃川に流れ下る清流で、湯沢町近辺では電源用のダムにも利用されている。 コースは①この清津川沿いに延びる比較的平坦な部分、②清津川と栄太郎峠を結ぶ急勾配、そして③湯沢高原高山植物園を起点に周遊するコースの、およそ3つの部分から成る。全体的には水と緑に恵まれた清々しいコースだ。 ①は誰にでもお薦めできる平坦なコース。多少の登り降りはあるが、特に危険な箇所はない。(注1)(注2) ②はほとんど平坦部がなく、高低差およそ1000メートルの急斜面。体力に自信のない人にはお薦めできない。また、水が流れる沢を何度か渡らなくてはならない。ほとんどは跨いで渡れる幅だが、今年は降水量が多かった為か沢の水量が多く、水中の石に足を掛けなくては渡れない所もあった。足を滑らせると危険な為、靴の選択にも注意したい。 ③は難易度を選択できるし、ロープウェイを使ってアクセスできるのが楽ちんそうに見えるが、特に栄太郎峠と植物園を結ぶ「近道」といわれる道は、かなりの急斜面(ほとんどは階段)が連続するので上り下りともきつい。注意が必要だ。 今回は八木沢口から入って栄太郎峠、アルプの里と歩いたが、楽ではない箇所もあるので、 事前の準備をしっかりとしてから出かけよう。 トレッキングコースの略図等は湯沢温泉ロープウェー事業所のWebサイトで紹介されている。入山時の注意事項や平均的な所要時間なども記載されているので参考にしたい。 *今回の行程 09:30頃 関越自動車道経由で越後湯沢に到着。 湯沢町営駐車場に駐車。(この時期、一時利用は無料。) 駅構内で弁当を入手。さすがに米どころで、後で食べたおにぎりは 絶品だった。 10:10 越後湯沢駅東口発。 苗場プリンスホテル行きバス。 10:30頃 八木沢バス停着。バス料金は330円。 徒歩で登山道入口へ。 11:30頃 大峰の原水。 11:50頃 栄太郎峠登り口手前の広場で木製のベンチに座って昼食。 大峰の原水で補給した水で喉を潤す。 12:30頃 栄太郎峠登り口着。 一旦、鹿飛橋への道が修復されたか見に行く。(注2) 12:45頃 栄太郎峠への登坂を開始。 13:50頃 麗人の森。 14:00頃 栄太郎峠に到着。小休止後、アルプの里へ下山開始。 14:50頃 アルプの里高原植物園。 16:30頃 ロープウェイにて山麓駅に降りる。 町営駐車場に戻ったのは17:00近く。 この時期なので夕方5時はまだ明るい。今回の行程では小休止を何度も とれたし、無理はしなかったが、くれぐれも時間には余裕を持って出かける ことをお薦めしたい。 Photoギャラリーへ >> |
注1)登山口でも立て札などで注意を喚起しているが、周辺はツキノワグマの生息地である。
熊鈴を用意するなど、充分に注意するべきだ。
またトレッキングルートと言っても、山歩きをする事に変わりはない。服装や持ち物には
それなりの準備が必要だ。飲料水や場合によっては食料や雨具等の準備もきちんとしてから
出かけることを強くお薦めしたい。
注2)鹿飛橋と栄太郎登り口の間の往復にはほぼ1時間を要する。上り下りもかなりあるので注意。
以前は比較的平坦で、30分もあれば往復できた時期もあったようだが、現在では足場も
良くないので特に雨上がりなどは要注意である。
注3)今回も前回も、ルートの何箇所かでお菓子の包み紙などのゴミが落ちているのを目にし、
とても残念な気がした。とにかく持っていったものは必ず持ち帰ろう。
湯沢トレッキングⅠ 新潟県南魚沼郡湯沢町 |
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電車:JR 越後湯沢駅より 八木沢停留所までバス20分 湯沢温泉ロープウェーまでは徒歩8分 車:関越自動車道湯沢インターから 八木沢登山口駐車場までおよそ20分 |