府中は桜の季節が終盤に向かっている。
府中市郷土の森の梅園は、梅の季節は終わっているが道沿いのスイセンが鮮やかな黄色の花を咲かせてていた。
この梅園、梅の季節以外は人出が少ないが、この季節にはスイセン以外にもボケ、ヤマブキ、サクラソウなどの花を見ることができる。

下の写真は新緑と花に飾られた旧市街の建物。

園内の桜はサクランボの木、淡墨桜が早く咲き、ソメイヨシノがそれに続く。遅れてヤマザクラ類が４月中旬ぐらいまで楽しめる。

今年は昨年末までに梅の開花をきちんと確認できなかった。寒い日が続いたので、今年の開花は遅れたのか。
この府中市郷土の森の梅園でいちばん早く咲くのは梅園の南端、多摩川沿いの八重寒紅だと思っている。年末年始の休園時期には当然確認できなかったので、この冬にこの八重寒紅が咲いたのを確認したのは今年になってからだ。
ロウバイは早々と楽しめるようになっていたが、梅の方はこの日も１割咲いているかどうか、という感じ。
下の左は野梅、右は唐梅。

紅梅は比較的早く咲く品種が多いようだが、１月中旬を過ぎても今年はこれぐらい。
梅まつりまではあと約半月だ。

晴れた冬の日の郷土の森。梅園では枝先の蕾は固い。梅まつりまではまだ２ヵ月。早咲きの八重寒紅もさすがにまだ開花していなかった。

ちょっとこの日は雲が多かったので、暗めに写っているが、葉が落ちて枝のシルエットが空に模様を描くようになった。

10月に入って葉が色づいてきた木も見られるようになった郷土の森の梅園。10月も末近くになって、急速に葉が落ち始めていた。陽の光が地面まで届き、夕方近くにも関わらず周囲は明るかった。